こんばんは!
ヒトトキワークスのカミムラです。
渓流ルアー用の低弾性ショートロッド【RUNTMAN】をご購入いただいたことがきっかけで、一緒に釣りに行かせていただくようになった、ご近所渓流アングラーの@shin2675さん。
@shin2675さん「RUNTMANブランクスを使用してスピニングロッドの自作に初挑戦したいんですが、自分でも作れますかね?」
と相談を受けました。
自分「簡単に作れますよ!何なら教えましょうか?」
という流れで、急遽ロッドビルディング教室を開催することに。笑
渓流用スピニングロッドを自作する
ロッドビルディングに初挑戦となり、一番の難関となるガイド巻き。
巻き方については以前のブログを参考に。
ガイド巻き
まずは、トップガイドをエポキシボンドで固定してから、ガイドの位置をマスキングテープで仮止め。
仮止めが完了したら、いよいよスレッド巻き。
夜勤明けの状態もある?のか、なかなか苦戦しておりました。笑
最初から上手くできる訳ありませんからね!
最初の1個を巻くのに30分近く掛かってしまいましたが、少しずつ指の使い方を覚えて巻くスピードも上がってきます。
それでも、時間内に巻き終わることができなかったので、残りは宿題に!!
やり方は理解できたはずなので、ご自宅で特訓。
エポキシコーティング
全て巻き終わったとのことなので、後日エポキシコーティング作業を行いました。
はじめてのガイド巻きとあって、糸の隙間やはみ出した糸目などありましたが、少し慣らしてあげた程度でコーティング作業をしちゃいます!
問題の隙間は、1回目のコーティングが乾いたらタッチペンで塗って隠せます。笑
はみ出した糸目も2回目のコーティングが完全に乾いたら、カッターで削ぎ落とせば全く問題ありません。
4回ほど繰り返し、コーティングを完成させた後フェルールを接着して完成です。
完成
製品のRUNTMANはシルバーの飾り巻きを採用しています。
ですが今回は、ゴールドの飾り巻きで仕上げました。
ゴールドは高級感が出て良いですね~。
コーティングの乾燥中にハンドルも組立。
ステラが乗ると一層カッコいい!!
外でも撮影。
シルバーのヘッドキャップとステラの組み合わせで、プレミアム感満載のロッドに仕上がりました!!
ハンドルの組み立て方は以前のブログを参考にください。
RUNTMANのブランクスも2020年生産分はわずか1ヵ月ほどで完売となってしまいましたが、次回2021年春ごろに販売となる予定です。
ヒトトキワークでは、ロッドビルディングに挑戦したい方の作業方法の相談を日々受けております!
分からないことはどんなことでもお答えしますので、是非ロッドビルディングにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
動画でもロッドの製作方法ご紹介しております
▼ガイドの糸巻き方法を動画でご紹介♪
▼エポキシコーティング、フェルール接着方法のご紹介♪