自作用ウッドリールシートの種類
大自然の中で釣りをする渓流トラウトは、ロッドやその他のタックルも自然の風景に合うウッドを用いたタックルで釣りをされたい方が多いですね。
トラウトロッドを自作される方のために、ロッドビルディングパーツとして単品販売されているウッドリールシートをご紹介したいと思います。
ウッドリールシートとは
ウッドリールシートとは、その名の通りウッド(木)を使用したリールシート。
ウッドの上下に取り付けられた金属の金具でリールを固定します。
一般的なルアーロッドには、プラスチック製の富士工業のリールシートを使用されています。
ネイティブのトラウトロッドは、富士工業のプラスチック製リールシートを使用しているメーカーは、かなり少ないです。
トラウトロッドの面白い所は、リールシートがメーカーによって様々。
ウッドの種類も国内の銘木を使用したものや海外の銘木を使用したものなど、銘木の種類だけで数多くの種類があり、金属パーツもメーカーによって形状が異なります。
プラスチック製のリールシートは国内では、富士工業しか単品販売していませんが、ウッドリールシートは、ごく僅かしか単品販売は出回っていませんが、いくつかのメーカーが販売しています。
単品販売されているウッドリールシートの種類
ロッドビルディングをするのには、単品で販売されているかどうかが気になるところかと思います。
フライ用のリールシートは、たくさんのメーカーやショップが販売を行っていますが、ルアー用のウッドリールシートは残念ながらあまり存在しません”(-“”-)”
少ない中で唯一販売されている商品をご紹介します。
ヒトトキワークス
まずは、ヒトトキワークスで取り扱っている商品の中で、大人気商品でもあるウッドリールシート。
デザイン性が高く、フードナット部分の赤いラインがオシャレ!
このリールシートの良い所はデザイン性だけでなく、スクリュー部分を長く設計しヒトトキワークスのグリップジョイントシステムをフロントグリップ代わりに埋め込むことが出来るので、ロッド脱着式のジョイントグリップが作れちゃいます。
アンドリュー
ウッドリールシートを単体で販売されているものは、他にもあります。
マタギ社が販売しているアンドリュースというメーカーのウッドリールシート。
コチラの商品は、ウッド部分と金属パーツが別売りで販売されており、ウッドの種類が6・7種類あります。
金具もスピニング・ベイトだけでなく、ダウンナットタイプ・フードパイプタイプ(フロントグリップを回してリールを固定するタイプ)と選べ、カラーもゴールド・シルバー・ガンメタと何十パターンとお好きな組み合わせが選べちゃう商品です。
その他には、カスケットさんが金具のみを販売しているようですが、金具生産の際のみ受注ということで、なかなか手に入りにくいですね。
あとは・・無いですね。
リサーチが足りないだけかもしれませんが、ウッドリールシート単体で販売している商品は本当に少ないです。
ロッドビルディングを楽しむトラウトアングラーにとっては、悩みの種ですね。
ヒトトキワークスのグリップキット
ヒトトキワークスでは、ウッドリールシートの単品販売だけでなく、グリップキットとしての販売を行ってます。
グリップキットは、作業時間1時間ほどでロッドが脱着可能なグリップジョイントシステム仕様のトラウトグリップが製作可能。
鱒釣りCHさんで、製作方法のご紹介がされていますので、ぜひご覧ください!
初めてロッドビルディングに挑戦したユーチューバーさんでも、簡単に製作ができています。
ジャストエースのグリップキット
ブランクスルータイプで製作したい方には、ジャストエースのグリップキットもアリではないでしょうか。
画像はダウンナットタイプですが、フードパイプタイプのラインナップもあり、スピニング・ベイトタイプとラインナップが豊富です。
価格は4,200~5,000円(税抜)と、リーズナブル。
リアグリップは少し長めに設定されているため、少しカットすれば渓流用でも使えちゃいそうですね。
トラウトロッドを自作・カスタムを考えている方、参考になりましたでしょうか?
自分で作ったロッドで、もっと釣りを楽しんでみませんか。