開発中の2ピースロッド【WICKMAN】でナイスなアマゴ
2021年新製品の2ピース渓流ロッド名は【WICKMAN】に決定!
現在4フィート7インチの2ピースロッドを開発中です!
前回のブログで開発コンセプトなどの詳細を説明させていただきましたが、低弾性ショートロッド【RUNTMAN】をベースにオープンエリアで使いやすく、仕舞寸法は63センチと持ち運びにも優れる4フィート7インチロッド。
▼前回ブログ
ロッド名は【WICKMAN】に決定!
4フィート7インチのトラウトロッドを持っていざ入渓
WICKMANのレングスを活かしたオープンエリアで使用感を確認するために、いつも釣行する河川の下流域に入渓。
入渓日の状況は、毎日の夕立の影響により平水よりも20センチ高の水位。
今日の渓流スタイル。
自分は、モンベルのウェットゲーターにパズデザインのボディバッグを組み合わせた超ライトスタイル。
同行者の@shin2675さんは、同じくモンベルのウェットゲーターにお洒落なベストを組み合わせたライトスタイル。
タックルは、来年発売予定の浅葱グリップ(リールシートの金属部品はブラックになる予定です)に、五十鈴421SSSとWICKMANの組み合わせ。
@shin2675さんは、3フィート9インチ【RUNTMAN】にバールウッドのスピニンググリップ、バンキッシュC2000Sの組み合わせ。
バンキッシュを初めて使わせていただきましたが、何よりも軽い!!
オールブラック基調なカラーリングでカッコ良く、ノーマルギアでしたが巻きスピードもそこまで遅く感じませんでした。
開始早々に小型のアマゴのアタックがあったものの、反応は厳しい状況・・・。
少し嫌な予感が頭を過りましたが、この開けたエリアの先から渓相が少し変わってきました。
少し釣り上がって反応が鈍いままならポイントを変更しよう・・・。
そう思いながら釣り上がっていると、動画のポイントでヒトトキワークスオリカラの狼煙50Sに尺アマゴが猛烈アタック!!
ルアーチェンジを繰り返しましたが、最初の一投だけの反応で、残念ながらヒットに持ち込めず・・・。
それでも、良い魚が居ることが確認できたためスイッチが入ります!
@shin2675さんも真剣な表情。
このあと、自分に段々瀬の瀬肩で25センチほどのナイスなアマゴが狼煙50Sにヒットしましたが、撮影の前に逃がしてしまいました・・・<(_ _)>
同行者の@shin2675さんは、きちんと24センチの綺麗なアマゴをゲット!
RUNTMANブランクスをスピニング仕様に自作したロッド。
ゴールドの飾りラインがカッコいい!(^^)!
▼自作した際のブログはコチラ
このあとは、良いサイズのアマゴのチェイスが続くもののヒットに持ち込めないため、ロッドの性能を確かめるためにも小型ミノーに変更。
すると、小型アマゴの猛攻が続きます・・・(>_<)
シルバークリーク44Sで。
トリコロール43HWで。
5センチ以上のミノーを主に扱うために設計した【WICKMAN】。
テストとしてWICKMANで5センチ以下の小型ミノーを使用した感想としては、フラット型のシルバークリークのようなミノーはかなり使いやすい。
でも、トリコロールのような細身ボディの超ハイピッチなトゥイッチは、手首への負担が大きいです。
小型ミノーを使用する場合は、ショートロッドのRUNTMANの方が圧倒的に操作性が高いですね。
WICKMANとRUNTMANの使い分け
2020年に発売し大好評をいただきました3フィート9インチのRUNTMAN。
その実績をもとにRUNTMANをロングレングス可そして、持ち運びのコンパクトさを加えた4フィート7インチのWICKMAN。
RUNTMAN | WICKMAN | |
レングス | 3’9”(235mmグリップ取付時) | 4’7”(235mmグリップ取付時) |
適合ルアー | 1~7g | 1~10g |
上記のように、WICKMANはRUNTMANに比べ5%ほどのバットパワーを上げており、レングスの長さ分ルアーウェイトの負荷範囲も広くなっています。
3フィート9インチのRUNTMAN
RUNTMANは、ショートレングスの恩恵で木々や岩に囲まれた渓相でこそ真価を発揮します。
行動範囲が限られた状況下でもロッドを振り回すようにキャストが可能。
細身肉厚設計によって生み出されるミディアムテーパーアクションと低弾性カーボンの融合によって、軽量ルアーも鞭のようにしなってピンスポットへの打ち込みが可能。
4フィート7インチのWICKMAN
一方WICKMANは、オープンな渓相でロングキャストが必要となるシチュエーションで、4’7”レングスとRUNTMAN同様に鞭のようにしなるアクションで力まずにロングキャストが可能になります。
手前の強い流れや岩を避けて、奥のスポットを攻めたい場合に、4フィート7インチのレングスによるロッドワークで障害物を避けてルアーをコントロールしたトレースがしやすい。
また、魚を掛けた際にも障害物を避けたやり取りがしやすいのも特徴です。
基本的に、ロッドパワーに大差はないため狙うターゲットの大きさによってロッド選択するという考えよりも、釣行するエリアの状況でRUNTMANとWICKMANを使い分けていただければと思います。
RUNTMAN同様に、12月に予約を開始する予定となります。
納品は、4月予定となります。
また、仕舞寸法405mmほどのビジネスケースに入るほどコンパクトなパックロッドも開発中です。
開発の際のブログは↓
2021年は、ショートロッドのRUNTMANに、4フィート7インチのWICKMAN、パックロッドのPICKMANが加わりラインナップが充実する予定です!
是非ともご期待ください!