“Asagi”少量だけ復刻。
木目にブラックを刷り込ませ、染み込んだブラックだけが残るようにギリギリを狙いながら研磨。
削りすぎたら最初からやり直し。
元々ウッドが持っている色味と何色を足せば表現したい色になるかを計算して塗料を調色。
調色も最後のクリアーを乗せないと、塗っている段階では分からない…。
途中までは良いと感じていても、出来上がったらボツになることも。
塗装職人の経験によって蓄積された頭の中のレシピだけを頼りに、深みのあるグレーに近いブルーを表現し、両端はブラックを入れることでデザインを締めています。
下地作りだけで数日間を用し、塗装も1日1工程ずつ行っています。
【スタビライズウッド】にすれば、手間もなく簡単なんですが、圧倒的に異なるデザイン性の高いモノづくりが出来ることが分かっているからどうしても妥協出来ない部分なんです。
多くの欠品によりご迷惑をお掛けしているのも理解しています。
でも、生活に余裕のある方だけでなく、毎月のお小遣いをちょっとずつ貯めて買われる方がほとんどだと思います。
だからこそ、釣りが終わった後の写真を見返す時までを想像してモノづくりをしています。
量産が出来ないから『買えない』と怒られることもあります。
怒られることを覚悟していますが、ご理解頂けると嬉しいです。
次回イベントの【ロック・フィールドいとしろ】にも”Asagi”を持っていく予定です。
多くの方とお会いできるのを楽しみにしてます。