こんにちは。
ヒトトキワークスのカミムラです!
インスタでもRUNTMANの釣果写真が続々と、アップされています。
すでに完売となってしまいましたが、来年のご注文を検討されている方のためにも、お客様の使用感をご紹介します♪
RUNTMAN(ラントマン)のインプレ
今まで、5ftクラスの一般的な渓流ロッドを使用されていたお客様。
ハンドルもセットでご購入いただき、綺麗なイワナと一緒に写真を頂きました。
使用した感想も2回の釣行分頂きましたのでご紹介します。
<1回目の釣行>
早速先週の土曜日に釣りに行ってきました。
バールウッドベイトグリップ+ラントマンの組み合わせでイワナを釣ることが出来ました。
初の渓流ベイトだったことと今までのロッド が5フィートくらいあったので、慣れるまでもう少し時間かかりそうです。
グリップもブランクもとても気に入っています。
<2回目の釣行>
またまた釣果写真送らさせていただきます。
ショートロッド もだいぶ慣れてきました。
@angler_goreyさん、素晴らしい釣行写真ありがとうございます!!
それにしても綺麗な魚。羨ましい限りです。
自分自身もそうでしたが、5ftの高弾性ロッドから4フィート弱の低弾性ショートロッドに変更した際は、とにかく【違和感】。笑
2、3回目の釣行でようやく慣れた感じでした。
今では狭い場所で取り回しが悪く、ティップだけ曲げてキャストする5ftロッドは非常に使いづらく感じて使用する機会はほとんどなくなりました。
Fishman ブランシエラ3.9リミテッドとの比較
RUNTMANに235mmのハンドルを取り付けた際とほぼ同じレングスとなるフィッシュマンさんのブランシエラ3.9リミテッド。
ブランシエラ3.9リミテッドとRUNTMANを所有し、比較されていた@shin2675さんのインスタ投稿をご紹介♪
レングスやパワー・アクション含めて最高のロッドでした🙌これから使い込んでいきます💪
〜RUNTMANキャスト感について〜
今まで使用していた、ほぼ同じスペックとなるFishman ブランシエラ3.9リミテッドと比較し、ティップの収束もより良く、軽い力でキャストしても軽量ルアーの伸びが断然に良かったです。家での試投段階でも感じていましたが、フィールドで使用して確信☝️もちろんシエラ3.9もとても良い竿で、小さなバイトも絡めとるような感覚は素晴らしいです👍
非常に的確な部分を捉えており、嬉しいご投稿です。
ブランシエラ3.9とRUNTMANの大きな違いはアクションの違いです。
RUNTMAN=ミディアムアクション
ブランシエラ3.9=ミディアムファーストアクション
おそらく、世にある渓流ルアー用のショートロッドではRUNTMANのみがミディアムアクションの唯一のロッドとなっています。
アクションの違いによってどんな違いが出てくるのか・・・。
ヒトトキワークス的な考察でまとめてみます。
ミディアムファーストロッドのメリット・デメリット
<ミディアムファーストのロッドのメリット>
1. ベリー部分(ロッドの中間部分)までしっかりとしているため、トゥイッチの際にしっかりとルアーにアクションさせやすい。
2. フッキング性能や、バットパワーも向上。
3. ティップがしなやかなため、アタリがとりやすい
<ミディアムファーストのロッドのデメリット>
1. ベリーまでしっかりと曲げ切ってキャストする必要があるため、キャストが安定させずらい
2. ベリーが曲がりづらいため、軽量ルアーがキャストしづらい
3. ファイト時もロッドがしっかり曲がらず、魚とのやり取りが作業となってしまい、魚も暴れやすく浅い掛かりだと口切れしやすい
ミディアムファーストやファーストアクションのロッド=ルアーアクション重視のロッドとなるかと思います。
ミディアムアクションロッドのメリット・デメリット
RUNTMANの開発コンセプト「グラスソリッドのようなキャストの気持ちよさを持ちつつ、高次元の操作性を実現」。
RUNTMANはキャストの気持ちよさを重視しつつ、グラスソリッドのデメリットでもある「飛距離」「トゥイッチの遅さやルアーアクションの切れの悪さ」「フッキング性能」「感度」を克服することをテーマとしています。
そのため、低弾性カーボンを「細身+肉厚設計」にすることで、しなやかでグラスソリッドに近いミディアムアクションを実現しています。
<ミディアムアクションのロッドのメリット>
1. ルアーの重さに関係なくベリー部分までしっかりと曲げきることができてキャストの安定性が向上。
2. 軽量ルアーもしっかりと曲がったロッドの反発力を活かして、気持ちよくキャストできるようになるだけでなくフリップキャストも手首だけでルアーをキャストできるため、非常にやりやすい。
3. 魚とのファイトでも「タメが効く」「魚が暴れない」「小さい魚でもしっかりと曲がって楽しい」などがありますね。
<ミディアムアクションのロッドのデメリット>
1. ベリーまで曲がりやすいためルアーへの早く大きなアクションが伝わりづらい
2. フッキングパワーが伝わりづらい
3. 小さなアタリが取りづらい
このデメリットも、「カーボン素材」を採用することで、グラスロッドの比ではないほどデメリットを克服し、自分自身【慣れ】によってデメリットを感じないようになっています。
RUNTMAN=キャスト性能を最重要視しデメリットをカーボン素材で克服した、とにかく楽しめるロッド
という唯一の渓流ルアーロッドとなっています。
アクションの違いによって良いロッドなのかどうかではなく、どんな釣りスタイルを好み、そのスタイルに合ったロッドを選択することで渓流ルアーフィッシングを思いっきり楽しむことができるんです。
参考になったでしょうか。
RUNTMANはご好評につき、初年度の生産分は完売となってしまいましたが、次回生産は2021年の春ごろを予定しております。
お待たせしてしまい申し訳ありませんが、次回販売の際には是非検討してみてください!
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