リアクション×アピール
大型トラウトを狙うなかで、【リアクションとアピール力】
警戒心の強く、一級ポイントに潜む大型魚の口を使うために、この2つがとても重要だと思う。
平打ちやローリングルアーには出せない、横スライド。
IGNA50Sもこの動きで多くの大型魚を手にしている方も多いはず。
横スライドアクション63mmサイズを試作
自分もその一人ですが、よりシルエットを大きくし、スライド幅を大きくすることで、【リアクション】と【アピール力】を増大させて、水量の多い場所や小型の魚を避けて大型魚に口を使いやすくなるはず!
IGNA50Sよりもさらにスライドさせ、強い流れの中やボトムまで探れるルアーを作るため、1回目の試作ではIGNA50Sをそのままの比率で長さ63mmまで拡大しました。
同じ比率だから同じ動きが出るはずもなく・・・
スライドしないわ、平打ちしてしまうわで普通のルアーに・・・。
そこから、リアの重心位置やフォルム、ウェイトなどを調整した写真下のセカンドモデルで、それっぽいアクションになったものの、満足いかず・・・。
僅かな要望を形にするためにサードモデルで調整を繰り返し、ようやく理想のアクションに。
本流などで使用することが多かったですが、ハイプレッシャー河川のハイウォーター状況でも流れの中のヨレをスライドを入れながらフォールで流すと・・
ゴンッ!!
強烈なファイトで楽しませてくれたのは、良型のレインボートラウトでした!
旭川のヒトトキアングラーMasaさんの元へ
ようやく満足いくアクションになったので、大物釣り師でもあるMasaさんにバトンタッチしてテストしてもらうことに。
アメマス釣行で使用したようで、仲間のルアーに全く口を使ってくれない中、一人で良い思いをしたとのことで、これ以上ない感想を頂きました。
ただ・・・
やっぱり簡単にはいかないもので笑
もうお決まりの流れですが・・・
イトウのファイトにリアフックが捻じり壊されたとのことで、ジョイントルアー同様に強化対策をしなければ・・・。
まだまだ製品化への道のりは長いですね。