鱒を救うと良いことが待っている
北海道の旭川で農家をしているマサさん。
田んぼ脇に流れる用水路を、毎日のように見る日課。
ある日、用水路に沢山の鱒達が迷う込んでいるのを目にしたマサさん。
稲刈りの前には、用水路の水が田んぼに入らなくするために水を止めてしまいます。
鱒達はどうなるのか・・・
用水路の水が止まると、水温上昇と水量低下で魚たちは死んでしまいます。
そんな光景を間近で見てきたことと、鱒を心から愛する優しい心(顔は強面だがww)を持った農家アングラーのマサさんは、仲間たちに声を掛け用水路に迷い込んだ鱒達を救出する活動を2022年の1年前から開始しました。
鱒救出大作戦!!
その活動を昨年知り、是非参加したいと思い、北海道へ旅立ちました。
自分たちが参加することで、本当に鱒を愛する人以外の方も来てしまうかもしれないというマサさんの想いから、一切黙って参加することに。
用水路に鱒が迷い込む理由や、行政とのやり取り、保護方法について真剣な表情で説明するマサさん。
釣りの時と違って、初めて見る真剣な表情が印象的でした。
参加された方々も真剣な表情でマサさんの話しを聞きます。
現場に到着し、用水路を除くと沢山の魚影にビックリ!!
北海道の大自然を感じつつ、いざ捕獲ーーーーーー!!
用水路の水質は悪く、下からは魚影が見にくく、これが中々難しい・・・。
色んな道具と多くの活動者とのチームプレーによって、89匹もの魚を捕獲しました。
本来生息する川へ
巨大なタンクをお持ちの農家さんの協力もあり、用水路がある田んぼの近くを流れる川に移動し、ここからは鱒を川へ放流。
ここからは、バケツリレー!!
鱒を愛する人たちの一本の架け橋によって、車から川へ鱒達を運びます。
鱒達は元気に泳いでいき、人間の都合によって造られた用水路で、尽きるはずだった命を救うことができました。
救出した魚は、ヤマメ・サクラマス・アメマスが多かったです。
じゃんけん大会
ここからは、みんなワイワイとじゃんけん大会!!
参加者全員に景品を協賛させていただきました。
参加された方々、ありがとうございました。