お客様より渓流用ショートロッドRUNTMANのインプレを頂きました
RUNTMANをご注文いただいたお客様より、実釣インプレを頂きました。
良い部分だけでなく、改善してほしい点までご指摘いただきました。
ものづくりをする側にとってこういった声は、非常に嬉しい点です。
写真のご提供までいただきありがとうございました<(_ _)>
以下が頂いたメール内容となりますので、ご参考に頂ければと思います。
インプレ内容
こんにちは。
RUNTMANを3回使用しての使用感と釣果写真を送らせていただきます。
レポートの類いは苦手なのですが御付き合い頂けたらと思います。
実釣は8月上旬とお盆休みに愛知県の2河川にて計3日、合わせて18時間程行いました。
どちらもそこまで魚影が濃いという感じは無いと思われる中でしたがポツポツと釣り上げることが出来ました。
先ずはキャストのしやすさに関してですが装着するグリップに左右されるのかも知れませんが、手持ちの他社製の70g以下の軽量なグリップに装着するとキャストの際にロッドをしならせるのが少し難しく感じました。
ですがRUNTMANとほぼ同時期に届いたかねは商店さんのwessexグリップに装着したらとても振り易く感じました。
この辺りは使う人の感覚で変わるのかも知れませんが、100g以上あるグリップと合わせた方が使用感が良いのかなと思いました。
飛距離に関してはリールの方を少し調整したのもありますが、今まで使用していた5.2ftクラスのロッドと全く遜色なく、ショートレングスを一切感じさせません。
その上で狭い渓流でのキャストと遡行の際の取り回しの良さは素晴らしいの一言です。
そして細かい事ではありますがとても良いなと思ったのが、さすがヒトトキワークスさんの提供している部品同士で、ジョイントグリップシステムからロッドフェルールがはみ出さずに装着出来るのが魚とタックルを一緒に写真に残したい自分としてはポイントが高いです。
実際に魚を掛けてのやり取りですが、流れに乗っての30アップのホウライマスくらいの走りならロッドがのされることも無く、普段自分がターゲットにしている渓流サイズの魚には必要にして充分、むしろオーバースペックくらいなのかもしれません。
なんの不安もなく魚とのやり取りを楽しめるいいロッドです。
自分が普段ホームにしている河川には時折、川のサイズと合ってないブラウンが釣れる時がありますがこのロッドなら問題無くやり取り出来るパワーがありそうです。
また、普段フックはシングルバーブレスで釣りをしているのですが、今回の釣行では自分との立ち位置の問題で掛けた魚が流れを下ってテンションが抜けてしまう様な状況以外では一度もバラシが無かったので魚の動きに対しての柔軟さや追従性は素晴らしいと感じました。
1箇所だけここがこうだったらと思ったのは普段使うリールの大半が右ハンドルなので、ブランク部のRUNTMANの文字を逆向きに書いて貰えたら魚と一緒に写真を撮る時にワンポイントとして残せて良いなと思いました。笑
まずは、細かい部分まで書いていただいた内容の素晴らしいインプレありがとうございます<(_ _)>
そして雨も少なく厳しい状況の中、素晴らしいアマゴとホウライマスおめでとうございます!!
ヒトトキワークス製以外のハンドルとの組み合わせでのご意見も非常に参考になりました。
75g以下の軽量ハンドルとの組み合わせの際は、少し曲げづらくなるというのは初めて聞きました。
確かに重いハンドルの方がキャスト時の慣性が高まりそうです。
タックルも何でも軽ければ良いという訳ではないんですよね。
シーバスロッドなどのロングレングスのロッドは、リールも軽すぎると先重り感が出てしまいバランスが崩れますし、そういうのはあるのかもしれませんね。
今回使用されたのは「かねは商店」さんのwessexグリップということで、ウッドグリップ以外はヒトトキワークス製品が採用されております。
ロッドは当店オリジナルのグリップジョイントシステムで固定されるため、RUNTMANに取り付けられた当店オリジナルのフェルールとの相性もピッタリ。
下の画像のようにフェルールがグリップジョイントシステムにピッタリと合うことで脱着式とは感じさせないスタイリッシュな見た目になります。
また、パワーに関しても30アップのホウライマスでもまだまだパワーに余裕があるのは間違いないと思います。
RUNTMANは細身で一見頼りなく見えるかもしれませんが、低弾性カーボンの肉厚設計で驚くほどの粘りとパワーを持ち合わせています。
20センチ程度の魚でもしっかりと曲がり、しなやかさがもたらす「追従性の高さ」と一般的な渓流ロッドとは比べ物にならない「幅の広さ」があると思います。
「RUNTMAN」というネームは中心部分に位置しているため、裏側または横向きにセッティングしてほしいということでしょうかね。
確かに、渓流ロッドは魚と一緒に写真に収めることまでが魚を釣る楽しみなので、写真の納まり方について考えさせていただけるお言葉でした。
ロッドに対して上下にネームが入る固定概念がありましたが、左右にネームを入れるデザインも面白そうです!
貴重なご意見をありがとうございました<(_ _)>
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