こんにちは!
ヒトトキワークスの上村(カミムラ)です。
お客様からもご要望の多かったシングルハンドル専用袋がいよいよ発売開始です!
今回は、このシングルハンドル専用袋についてご紹介します。
浜松市の【機織り産業】
ヒトトキワークスのある静岡県浜松市では、自動車・バイク・楽器以外にも有名なものづくり産業として【機織り産業】があります。
江戸時代には、農家の冬の仕事として行われており、昭和にはトヨタ自動車やスズキ自動車が競争して機織り産業を盛り上げました。
今では海外での大量生産の時代の流れによって、産業としては縮小してしまっています。
縞模様が特徴の【遠州綿紬】
今でも職人さんが手作業で作り、複数の色の糸を織り合わせて作った縞模様が特徴の【遠州綿紬】。
和と洋の両方が調和された雰囲気の生地で、大地の自然をイメージする模様ですね。
ヒトトキワークスのご近所さん「ぬくもり工房」さん
この遠州地方の伝統的な遠州綿紬を生産し、様々なこだわり商品を製作している工房「ぬくもり工房さん」
遠州綿紬を使用し、生地だけでなく服、バッグ、雑貨などのオリジナル商品を販売されています。
ヒトトキワークスの近所にある工房で、この生地でどうしても作りたくてメイドインジャパンのハンドル専用袋の製作を依頼しました。
シングルハンドル専用袋を製作
生地の種類をどうするか
様々な生地の中から選んだのがこの2つ。
1つ目は、「小桜」
「小桜」のような春を感じさせる明るい雰囲気のカラー。
このカラーは即決でした!笑
2つ目は、「大地」
クラシックで洋風な雰囲気の大人らしいカラーで渓流にもピッタリですね。
小桜の明るい雰囲気とは異なるカラーにしたかったのでこのカラーに決定しました。
表地が決定したら裏地
1枚の生地だと薄く、見た目的にも少し安っぽくなり保護という意味でも裏地は入れたい。
そこで、小桜にはパープルの裏地を。
大地にはネイビーの裏地を入れました。
生地に刺繍ロゴを入れる
ヒトトキワークスの刺繍ロゴを端の中心に入れたい!
刺繍タグはミシンで縫うため、どうしても細長い特殊な形状のためミシンが入らないというトラブルが発生・・・。
職人さんに試行錯誤をしてもらい、生地を一度ひっくり返して裏側を縫う手間が発生しましたが、わがままを言ってその方法で生産してもらうことに。
様々な位置に仮置きしましたが、この位置がベスト!
ハンドルを入れて紐を縛ると、こんな感じ。
紐の位置もタグに重ならないような位置にしました。
ストッパーは大玉ビーズに
紐で縛って留める方法よりも、大玉ビーズで止めた方がカッコいい!!
個人的な好みですが、この方が雰囲気が出て好きです。
紐とビーズはネイビー系のカラーにまとめました。
ベイトタイプもしっかり入る設計に
シングルハンドル専用設計で全長は340mm。
セミダブルハンドルは入らないことないですが、端を折り返すことができません。
ベイトタイプのトリガーがしっかり入るように幅は70mmに設定しました。
一番気持ちよく入るサイズ感です!笑
色々とこだわってしまいましたが、妥協のない満足のいく商品を作りたいので、少し価格は上がっても致し方ないところです。
本当に良い商品が完成しました。
価格は各カラーともに税抜2,500円となっています。
是非ご検討ください!