こんにちは、ヒトトキワークスの上村です。
渓流のルアーフィッシングでは、丸形リールを愛用している方も多いですね。
やはり渓流の雰囲気とマッチするデザインは、奥深い趣味を満喫するにも欠かせないアイテムだと思います。
丸形リールはクラッチ・スプール位置が高い
デザイン性に優れる丸形リールですが、デザイン的にどうしてもクラッチやスプール位置がグリップから離れてしまう・・・。
グリップから離れることで、キャスト動作時にクラッチ、サミングがしにくくなる。
さらに持ちにくさや、重心位置がグリップから離れていることで、ロッドが回転しようとし、手首への負担も増える。
丸形リール愛好家のお客様からもその点を期待したお声を多く頂いていました。
オフセットグリップの開発へ
既存のオフセットハンドルは、バスロッドを基準にした設計で、ゴツくて重い・・・。
できるだけ短く
できるだけ軽く
この2つをテーマに渓流でも快適に使えるオフセットグリップを試作。
今回はメカメカしさを残すために、グリップ部分もアルミで組立。
素材を薄くしても強度を出せる削り出しで、100gを切る超軽量オフセットグリップとなりました。
グリップ部分は脱着式で、気分に合わせて交換できる仕様になっています。
実釣テストへ
実用化へ向けて机上から現場へと移行しチェック。
快適すぎる機能性で、改善の余地が見当たらないほどの完成度でした。
ヒトトキワークスらしくない順調さに、戸惑いを隠せない。
逆に不安になるという自分自身への新たな発見もありました。笑
デザインの改善
ひとつだけ、気になる部分。
流線的なデザインの中に、直線的なデザインがある青印部分。
メカメカしさを残すならアリなんですが、ちょっと気になる部分。
微修正を進めて完成させていきたいと思います。