エメラルドブルーに輝く渓流用トラウトグリップ(ハンドル)
先日のブログにてギターの塗装手法を用いて、黒のステイン塗装後にレッドバーストを施したグリップを紹介しました。
このレッドもなかなかいい感じに仕上げることが出来ました。
薄いブルーでステイン塗装
今回は、ブルーバーストを用いてステイン塗装を行いました。
エメラルドブルーのような綺麗な渓流淵のような輝きとなり、丸で宝石のような大理石のような芸術品に仕上がりました。
この色を出すのに、本当に薄くブルーを乗せる具合が難しい・・・。
少しでも塗りすぎるとブルー感が強くなってしまう。
この薄いブルーと元々のウッドが持っている色味が重なり、このエメラルドブルーのような何とも言えない色になるんです。
実際にグリップを仮組みしてみる
トップコートを施し乾燥した後、さらに磨いて表面を平滑にして完成したので、実際に完成モデルのように仮組してみました。
こんなグリップ見たことないですね。笑
完全に芸術の域。
銘木のグリップをそのまま使用するのも良いですが、「ウッドは塗装してこそさらに価値が生まれる」というのが分かると思います。
これはウッド製作を知り尽くしたギター職人が良く口にする言葉。
最初はあまりピンとこなかった言葉も、今では視覚という感覚で理解できるようになりました。
このカラーは完全に製品化決定です!!
良い部材がないと製品にはならないので、受注生産品ではなく生産した数量のみ販売する形になるかと思います。
いつ販売できるか分かりませんし、ギター職人の気まぐれ具合で生産する形になりそうなので気長にお待ちください。