テレスコロッドに最適なカバーとは
Yoです。
おそらく脱着式のタックルでは世界初?のテレスコロッドの発売に向けて、現在は大詰め段階。
ロッドのアクションテストはシーズン中になんとかクリアし、残すはネームのデザイン修正とテレスコロッドにはかなり重要となる【トップカバー】の開発に着手しています。
上記のブログでも少し触れましたが、既存のトップカバーは穂先を保護する役割を完全に果たしていないものも多いのです・・・。
元々釣具屋の修理を担当していた自分にとっては、スタッフの少ない朝一に穂先折れの修理を次から次へとこなす日々に、
『もうちょっとトップカバー何とかならないの?』
と人一倍トップカバーへの想いが強いのかも知れません笑
トップカバーの試作が完了
テレスコロッドを絶対に折れないようにするためには、完全に収納すること。
ロッドとグリップが脱着式のうちのスタイルだとそれが可能になる!
それではと、ブランクスとグリップが完全に収納できるお弁当箱みたいなものを最初は計画していましたが・・・。
特にスピニングリールまで考えてケースを作ると、かなり大きなケースになってしまい、かさ張るため断念。
そのため、ブランクスが完全に収納できるセミハードケースと、長めのロッドベルトの融合に落ち着きました。
高い保護性能を得ながら3WAYスタイルに対応
このケースがかなり優秀なんです。
相当考えて作りましたから。
ロッドとグリップが脱着式な分、あらゆる持ち運びパターンに対応しつつ、何時間も歩いた先で
『ロッドが折れてる・・・』
なんてことが絶対にないよう、同じ渓流アングラーでもある業者さんと脳みそをフル回転し設計。
ガイド部分のみチャックタイプでカバーに内蔵した2段クッションで保護。
バッドのブランクス部分は常にオープン状態で、ネオプレーンのロッドベルトをケース内に縫い付けることで、ネオプレーン素材がブランクスを押さえる構造。
ロッド自体の露出がないため、この状態ならよっぽどのことがない限り折れることはないはず。
ケース底部にあえて蓋をしないことで、グリップを取り外さずにケースを取り付けることも可能。
腰ベルトにロッドホルダーを付けて収納する際は、この方式ですかね。
この状態で仕舞寸法は約50cm。
長めのロッドベルトが活躍するのは、このスタイル↓
グリップもケースの外側に一緒に固定できるので、糸を通した状態でリュックに収納して、高巻きや入退渓が可能に。
仕舞寸法は約35cmぐらいと可愛らしいくらいにコンパクト。
ブランクスだけ予備でリュックに仕舞っておくこともできる革命的なケースに。
ロッドとグリップが脱着式のヒトトキワークスだからこそ出来るロッド。
来シーズンは、このロッドでバイクフィッシングをする妄想を今からしています笑
テレスコロッドの発売は来年2024年2月頃を予定しております。
お楽しみに。