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ウッドリールシートを使用したトラウトグリップの製作方法



お問い合わせの多い、ウッドリールシートの製作方法をご紹介します。

 

今回紹介するウッドリールシートにヒトトキワークスオリジナルのグリップジョイントシステムが取り付けられたトラウトグリップ画像がコチラ。

 

 

 

グリップジョイントシステムが取り付けられているため、チャンピオンフェルールの取り付けられたロッドを、締め込んで固定することが出来るようになります。

 

 

グリップジョイントシステムとは??

 

 

 

 

 

<今回用意したビルディングパーツ>

 

1. グリップジョイントシステム(チャッカー)
2. ブラックウッドシートベース BK−US
3. ウッドシート専用ベイト金属パーツ B−UMP(S)
4. ウッドリールシート専用EVAスペーサー WESP-24
5. ウッドシート用高品質コルクグリップ C27SHG-11
6. 3Kカーボンパイプ 3KCP40-11
7. バットエンドキャップ BE27-5(BK)


 


▼接着する作業のみで、グリップが制作できちゃうグリップキットもご用意してます。

グリップキットのカテゴリーページ





 

<今回用意したロッドビルディング用品>

1. 2液性エポキシボンド

リールシートやグリップ素材の接着に使用します。

2. メタルロック

グリップジョイントシステム、ウッドリールシート金具の接着に使用します。2液性エポキシボンドでも代用できますが、強度的にメタルロックの使用をお勧めします。

3. コアテープ

グリップジョイントシステムの接着時、バットエンドの接着時に隙間が生じるため、その隙間を埋めることができます。
グリップジョイントシステムとリールシート金具の間に生じる隙間を埋めるために、販売用のカーボンスペーサーを開発中ですが、12月5日現在では、入荷していないため、コアテープを使用した製作方法をご紹介します。

4. ティッシュ

はみ出た接着剤をふき取ります。

5. 燃料用アルコール

ティッシュに含ませて、ふき取ることで、接着剤が綺麗に拭き取れます。薬局にて購入が可能です。
用意が面倒な時は、ウェットティッシュで代用してください。 

6. つまようじ

接着剤を塗布するのに便利です。
細かな箇所でも、細いので使いやすいですよ。



 

ウッドリールシートへのグリップジョイントシステム取付手順


 

1. グリップジョイントシステムの取り付け

まずは、チャンピオンフェルールが取り付けられたロッドを脱着可能にする【グリップジョイントシステム】の取り付けから行っていきます。

今回は、分かりやすいようにグリップの上部から説明するため、グリップジョイントシステムの接着から行いますが、手順は、2.リールシート金具の接着が先でも問題ありません。

スクリューは向きがあるあるので、上下逆にならないように注意してください!!

リールシートと接着するグリップジョイントシステムの受け手側とリールシート金具に隙間が生じていますので、隙間を無くしてから接着していきたいと思います。

この隙間埋め作業により、接着強度のアップとしっかりと中心に取付できるようになります。

 

隙間埋めのスペーサーテープ(コアテープ)で隙間を埋めていきます。

※ヒトトキワークスの製品では、感度・接着強度の出るカーボンスペーサーを使用していますが、誰にでも簡単にできる方法のスペーサーテープでの隙間埋め方法をご紹介しています。
 

リールシート金具の内径にぴったりと合うように、細く切った隙間埋めテープを巻きます。

リールシート金具を通した時に、きつすぎると接着剤が入らないし、緩すぎると中心が出ないので、調整してください。

この時も、本体とリールシートのスクリューパイプが直接接着剤で留まる部分を作ってあげます。


入らない状態から、テープを少しずつカットし、きつすぎず、ゆるすぎずの入る感覚で隙間埋めができました。


 

隙間がなくなったら、メタルロックで接着していきます。

力の掛かる箇所のため、金属や炭素素材に強い接着力を発揮するメタルロックがおすすめですが、エポキシボンドでも代用は可能です。


リールシートの内側にも、爪楊枝などでボンドを付けておくと接着不良が起きにくくなります!!
 

はみ出た接着剤は、薬局に売っている燃料用アルコールをティッシュに含ませて拭くと、綺麗になりますよ。

 

接着剤が硬化したら第一段階終了。


 


 

2. リールシート金具の接着
 

次に、リールシート金具とリールシートベースを接着していきます。


まずは、スクリュー側から。

エポキシボンドで接着を行いますが、必ず接着の際は、ウッドシートの接着面だけでなく、金具の内側にも必ず塗布してから差し込んでください。



差し込みの際に、一度差し込み切ってから、5mmほど引き戻し、アルコールを浸み込ませたティッシュで綺麗に、はみ出た接着剤をふき取ってから再度差し込むと、仕上がりがきれいに出来ます。



差し込んだら、しっかりとラインが出ているかチェック。

ラインが出ていないとしっかりとリールを固定できなくなるので注意です。

フードナットにはガタがあるので、ガタの中心に合わせてシートベースの中心が来るように微調整してください。

何度か調整を繰り返していると接着剤がはみ出てきてしまうことがあるので、その点もご注意を。




スクリューとシートベースの接着剤が固まったら、エンド側の金具を接着します。




ここでの注意点は、リールの足(リールフット)が入る溝部分には、金具もシートベースも接着剤を塗布しないでください。

はみ出た接着材をふき取ることが出来なくなりますので注意です。

一度、接着剤を仮組し、金具とシートベースが接触している部分を確認し、その部分だけ接着剤を塗布してください。

接触しているギリギリまで塗布するのではなく、5mmほど余裕を残しておくと綺麗に仕上がります。

また、差し込むときは回さずに、まっすぐ差し込んでください。

スクリューの接着の際と同じように、差し込み切ってから5mmほど戻し、接着剤を綺麗にふき取ってから再度差し込んでください。



差し込んだら、しっかりとラインが出ているか確認。

リールフット差し込みの溝が中心に来るように微調整して完了です。


 
 

2. グリップの接着



まずは、ベースとなるカーボンパイプから接着します。

カーボンパイプは、単品ですと400mmとなっているため、162mmほどにカットします。

組み立てキットはをご購入の場合は、すでにカット済みのため、この作業は不要です。

カットが完了したら、エポキシボンドで、接着します。

この時も、ウッドシート内側と、カーボンパイプ両方に接着剤を塗布してから、差し込めるだけ差し込みます。



はみ出た接着剤を綺麗にふき取った画像ですが、隠れてしまうため拭き取らなくても全く問題ありません。

グリップ部分まではみ出た場合は、しっかりふき取ってください。



次に、見た目を引き締めてくれるEVAアーバーを接着します。

基本的に負荷の掛からない箇所となりますので、カーボンパイプとの接着部分のみ接着剤を塗布して接着します。

カーボンパイプ側のみ接着剤を塗布し、接着する方法で問題ありません。



EVAアーバーの接着が完了しました。


次に、メインとなるコルクグリップの接着です。

ここまで来ると、いよいよ完成形が近づいてきた感じですね。



コルクグリップは、カーボンパイプとの間に若干の隙間が生じるため、内径調整の必要はしなくても問題ありませんが、中心を出すために作業が楽になるため、グリップの両サイドになる位置にテープを巻いていきます。

一度仮組し、カーボンパイプがはみ出ていないかチェックしてください。

少し内側に入り込んでいる程度なら問題ありません。

はみ出ていたら、カットしてください。

確認したら、接着します。

負荷の掛かる部分のため、しっかりコルクの内側にも接着剤を塗布し、カーボンパイプにも接着剤を塗布して接着します。




グリップがつくと、もうほとんどグリップの形に。



接着剤が硬化したら、残すはエンドパーツの接着のみです。



エンドパーツは、カーボンパイプの内径とエンドパーツのシャフトにかなりの隙間が生じます。

そのため、隙間を埋めるためにスペーサーテープを細くカットし、シャフト部分に巻いていきます。




テープは、10mm幅ほどにカットし、巻いたときに両端に隙間がしっかりと出来るようにしてください。

テープの端に接着剤がしっかり入ることで、強度が向上します。



隙間がなくなったら、接着です。

この時も、カーボンパイプ内側とエンドパーツのシャフト両方に接着剤を塗布し、接着します。

硬化中に、空気に押されてえんどパーツが浮き上がってきてしまうことがよくあるため、注意してください。



エンドパーツが硬化したら、完成です!!



押さえどころだけしっかりと押さえれば、慣れると1時間程度の簡単な作業です。

プラモデルを組み立てるように、グリップジョイント式のグリップが製作でき、完成品を購入するよりも安く作ることが出来ます。

自分で作った道具で釣りをすると、今までには体験したことない喜びが味わえますよ。

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クオリティーや手間を惜しむ方は、完成品も多数ご用意しております。

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